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うつ病ニート うつを脱却し、億万長者になる!?

このブログは、うつでニートな中年男性が、億万長者に弟子入りして、億万長者を目指すドキュメントです。うつ病減薬・断薬記も記載。

今週の大河ドラマ真田丸を見て思ったこと

どうも、シュンクボです!

今日は閑話休題して、

大河ドラマ真田丸を見た感想」

について書きます。

 

今週は第二次上田合戦が放送され

ました。小勢力の真田が、徳川秀忠率いる

三万の軍勢を華々しく打ち破る合戦、言わ

ば、真田家を中心にしたドラマとしては、

もっとも見せ場となるはずなのですが・・・。

 

僕は、今週の真田丸を見て、三谷幸喜の脚本が

見事だなと思いました。なぜなら、普通なら三

話分くらいかけてこの第二次上田合戦を華々し

く描き、真田昌幸と信繁親子の知略がいかにす

ごいかを伝えようとする方向性に持っていくのに、

三谷幸喜はそうはしなかったからです。

 

三谷幸喜は、第二次上田合戦を、華々しい大いくさ

ではなく、単なる小競り合いとして片づけます。ま

るで、徳川秀忠が道中、石ころにつまずき腹を立て

たが、先にいる父親(家康)が大声で呼んだので、

石ころはほっておいて、先を急いで進んでいく、という

感じで描いたのです。

 

そう。三谷幸喜は真田軍のいる上田城を、徳川秀忠

前に立ちはだかる大きな壁としてではなく、ただの

目障りな石ころとして描き、そのような演出をする

ように意図して脚本を書いたのです。

 

実際、当時の客観的な情勢からすれば、徳川家康も、

当の徳川秀忠も、真田軍をその程度にしかとらえて

いなかったでしょうし、大局的に見れば、小国の真田

なんてその程度の位置づけでしかなかったのでしょう。

 

三谷幸喜真田昌幸や信繁を英雄として描いていません。

では、三谷は彼らを通じて何を描きたいのでしょうか?

 

その答えは、前回の真田親子三人の極秘鼎談の場面から

うかがえます。長男信之が名案を出して落ち着くまで、

父昌幸は途方に暮れてくじ引きを引かせようとするわ、

兄弟二人は小さな寺の中で怒鳴り声で論争するわ、

策謀に優れた一家にあるまじき迷走ぶりと動揺ぶりと混乱ぶり。

 

今週の最後の場面の宴の席での昌幸の仰天狼狽した顔といい、

三谷はなかなか粋な演出を仕組んでいるのだな、

とわかります。昌幸は知恵と策謀に優れ、目の前の状況に対処

する眼力は備えていましたが、関ヶ原の大いくさの結果がどう

なるかまでは見通すことができませんでした。今週出てきた

上杉軍の直江兼続の「徳川と石田の戦いは長期化する」という

読みも外れますし、人間の頭ってちっぽけな読みしかできない

のかな、なんて思ったりした僕。

 

繰り返しますが、三谷幸喜真田昌幸を英雄としてではなく、時代に

翻弄される零細企業の社長のごとく扱っています。弱者がいか

にしたたかに危機を乗り越えていくかを強調するより、弱者が

危機に瀕した時の惨めなうろたえや葛藤を強調しているのです。

 

そっちを強調することで、現代に生きる視聴者は、案外真田昌幸

も自分たちと変わらないのかも、と思います。事実、戦国を生き

真田昌幸も、現代に生きる我々も、同じような葛藤と苦悩を抱

えたちっぽけな存在に過ぎないのではないか?

そんなことを示唆しているように読み取れるのです。

 

人間の頭をフル回転させて出した知恵も、天地自然の大きな流れの前では

ひとたまりもない。そんなことを悲観的になるでもなく、何となく考えた

一日でした。

 

今日はここまで。

シュンシュン(^^♪