読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

うつ病ニート うつを脱却し、億万長者になる!?

このブログは、うつでニートな中年男性が、億万長者に弟子入りして、億万長者を目指すドキュメントです。うつ病減薬・断薬記も記載。

運命の出会い④

どうも、シュンクボです!

今回も、霊能者との出会いに

ついてお話ししたいと思います。

 

パワーストーンのたくさん置かれた、

いかにも霊能者的なレンタルルーム。

そして、時代錯誤なヒップホップスタ

イルのファッションをし、オネエ口調

でハイテンションな「♡」を投げ

かけてくる霊能者と対面した僕の運命

は、果たして・・・

 

その霊能者がお茶を持って戻って来た。

そして、何とも意味ありげな目線で僕

を一瞬見たかと思うと、相談内容を記

した紙をとって、じっくりと読み始め

た。

 

沈黙・・・。

 

僕は不安になってきて、思わず尋ねた。

「あ、あの・・・。僕はこの先、どう

なってしまうんでしょうか? という

より、ぶっちゃけ、何が見えます?」

 

沈黙・・・。

 

しばらくして、帽子をかぶったいがぐ

り頭の霊能者は、相談内容から目を離

し、僕をじっと見つめて言った。

 

 

「う~ん、わかんない♡♡♡」

 

 

えっ、わかんないって言われても・・・

 

うつ病の人って、思考がぼんやりして

いるから、未来がはっきりと見えにくい

んだよねぇ・・・」

「は、はぁ・・・」

「だからまず、うつ病を治さないとね!」

「な、なおす!?」

「一年近くここに通って、薬をやめて病気

も治しちゃおう♡」

 

僕にとって、これは思わぬ展開だっ

た。未来をちょっと占ってもらって、

将来をちょっといい方向に持っていけれ

ばいいな、ぐらいにしか考えていなかっ

た。

 

今回でこの霊能者とはこれっきりだ

と思っていたのに。よりによって、この

オネエと何度も会うことになるとは・・・。

しかも、うつ病を治すだって!?

 

「あ、あの~」

「なぁに?♡♡♡」

うつ病って、治るもんなんですか?」

 

僕が今聞いた質問は、うつ病当事者であ

れば誰もが思い浮かぶような質問のはず

だ。

 

なんせ、現代の医学の常識からすれ

ば、うつ病の完治なんてことはほとんど

聞いたことがなく、薬や認知行動療法

を使いながら、うつ病とどう折り合いを

つけ生活していくかが焦点になっている

からだ。

 

「うん、治るよ♡♡♡」

「な、何を根拠に?」

「だって、僕のカウンセリング受けた人は

みんな治ってるもん♡♡♡」

 

一年後にはみんな薬をやめて社会復帰す

るのだと言う。

 

「てゆうか、そもそも薬ってやめられる

もんなんですか? 断薬めっちゃ苦しい

って聞きますけど・・・」

「うん、だ・い・じょ・う・ぶ♡♡♡」

 

何がだいじょうぶだよ、滝川クリステル

おもてなしじゃあるまいし・・・。などと

思いながらも、僕はとりあえず「どうすれ

ば治るんですか?」と聞いていた。

 

「うん、まずは『努力しないように努力す

る』ことだね♡」

「『努力しないように努力する』・・・で

すか?」

「つまり、『頑張らないように努める』っ

てこと! 力まないようにすることだね♡」

 

そんなんで治るのかよ。ありきたりなスピ

リチュアル本のアドバイスじゃあるまいし。

 

「意外と難しいよ。あなた結構頑張りすぎる

からね♡」

「は、はぁ・・・」

 

僕はすっかりがっかりしてなまくら返事をした。

 

すると、霊能者はそれを感じ取ったのか、とた

んに鋭い目つきになって真剣な表情になった。

 

「小さい頃、お母さんに何度もひっぱたかれた

でしょう?」

「えっ・・・」

 

僕は一瞬ドキッとした。5歳の時、ひらがなの

書き取りができずに母親から何度もビンタされ

たことがあったからだ。

 

霊能者は満面の笑みを浮かべた。

 

この人、よくわかんないなんて言いながら、実は

見えてるんだ・・・。

 

「あなたの頑張り癖はそれが原因ね♡」

 

躁鬱病の間接的な原因は母親にあるのか・・・

うちの母親は僕に愛情も優しさも示してくれるし、

今では厳しく叱るなんてことはほとんどないから、

にわかには信じがたかった。

でも、頑張り癖が幼い頃のスパルタ教育にあった

というのは理解できなくもなかった。

 

「それと、もうひとつやってほしいことがあるの♡」

「何です?」

「朝早くに起きて、外で深呼吸を10回して、グラス

一杯に注いだ水を三分の一ずつ飲むこと。それを3セ

ット繰り返して、水を飲み切ってちょうだい♡♡♡」

「それって何か意味あるんですか?」

「1日の始まりはエネルギーが満ちているからね。

それを取り入れるの♡ あと、オレンジ色の薬が

あるでしょう?」

 

確かに、僕が服用している向精神薬にはオレンジ

色の錠剤の薬があった。このオネエ、そんなもの

まで霊視できるのか・・・。

 

「それを試しに一錠減らしてみてくれる?」

「わかりました」

 

「じゃ、また来月ここにきてね♡♡♡」

 

こうしてカウンセリングは終わった。運命の出会

いは、思いもよらぬ形で幕を切ったのである。

 

長くなったので今日はこのへんで。

シュンシュン(^^♪